意識調査

私は、キミを苦しませている。


　　　+　　　　　+　　　　　+

電話した。
つーか、元気ないねって。
友達伝いにキミに届いてたようだ。


「会えないね」って。


そんな悲痛な声で耳元で囁かないで欲しい。

学校の私は、いつもに増して怠惰な学生だった。
遅刻も久しぶりにした。
欠席も増えた。
授業も寝ている。


一人になりたがる傾向も
私の中のマイナス思考がまた上昇したせいだね。

キミは、不安だろうに。

だって、もうなんとなく気付いてるみたいだし。


嫌われた方がいいから。

「お金欲しいから。バイトいれちゃうんだよね。」

　バイトという理由で

またキミと会う約束を蹴っ飛ばした。

お金と俺とどっちが大事？

って君のココロの声が聞こえたよ。

今も私は、
お金なんて別に特別いらなかった。

ちょっとした自立心と
忙しい方がマイナスに何かと考えなくてすむから。

忙しさが欲しいから。

ただ、それだけの理由からだった。

でも相変わらずマイナス思考は直らず。
ふとした瞬間に頭痛で吐き気を催す。
また廃棄を口いっぱいに含ませる。

お金。
お金。
お金。

お金も確かに欲しいけど。
お金は、その次という感じかもな。


ごめんね。
プレゼント買ってくれた事。

嬉しいはずなのに
受話器越しの私は苦笑い。
私は、まだ買ってません。

っていうか、「思い出」になるモノがあると
お互い辛くなるような気がして。


買う勇気が無いの。
ごめんね。



最低、最悪、自己中心的な女だと思って
アナタから振って。